犬と楽しくお出かけするためのマナーチェック
犬がいるとお出かけが出来ない・ひとりでお留守番ばかりになるなんてことはないですか?
最近では思っている以上に、犬と一緒に入れる場所は増えています。
少しでも一緒に居てあげたい。楽しく犬と一緒におでかけできると嬉しいですね。
周りに迷惑をかけずにおでかけできるように マナーをしっかり覚えて楽しいお出かけをしましょう。
目次
1.お出かけのマナー
1-1.お出かけ前のマナー
遊びに行く場所をしっかりチェックして、犬同伴が可能か必ず確認する。
場所によっては予防接種などの証明書が必要な場所もあります。
ショッピングモールなどの施設に行くときは、施設のルールをしっかりチェックして快適
なおでかけをしましょう。
1-2トイレのマナー
施設に入る前に犬のトイレを済ませましょう。
施設に入るときは、マナーベルト(オムツ)の着用をおすすめします。
トイレをすましていても何があるかわかりません。
飼い主さんが気を配ってあげましょう。
1-3.施設の中でのマナー
全ての人が犬を好きなわけではなく、アレルギーなどを持っている方もいます。
スリング・ゲージ・ペットカートを利用するとよいでしょう。
パブリックスペースなどで犬と歩くときは、しっかりリードを着用させ、リードを短めに
持って歩きます。
持ち物チェック
□リード・首輪
□お水(飲料用と排泄物を洗い流す
□ごはん・おやつ
□予防接種などの証明書
□移動用品(ハードケース・ペットカート・キャリー・ドックスリングなど)
□ ドックグッツ(マナーポーチ・ティッシュ)
2.電車でお出かけのマナー
犬と一緒にバス・電車・飛行機に乗る場合に守るマナーがあります。
事前にルールを知っておきましょう。
交通機関によって異なりますが、いくつかご紹介します。
2-1. JR(有料)
長さ70cm以内でタテ・ヨコの長さが90cm程度のケースに入れる
ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
料金は1個につき290円。
駅の改札などで荷物を見せ、普通手回りきっぷを買いましょう。
JR ではペットカート(バギー)類の大きなものは乗れません。
小さくても布製のバックやスリングなどのソフトタイプのゲージは、犬の全身
がケースに入っていても乗ることはできません。
JRではハードケースのみです、しかしペットカートはケースと骨組みを分離でき
るものは分離して乗ることができます。
2-2. 東京メトロ(無料)
長さ70cm以内でタテ・ヨコの長さが90cm程度のケースに入れる
ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
ペット用カートは犬の全身が隠れていれば、そのまま乗れます。
2-3. 都営地下鉄(無料)
タテ・ヨコ・高さの合計が250cm以内。
重さは30kg以内。
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
2-4. りんかい線(無料)
長さ制限なし。高さ90cmまたは120cm。重さ20kg以内。
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
ペットカートはケースと骨組みを分離できるものは分離して乗ることができます。
2-5. 東急電鉄(無料)
長さ70cm以内でタテ・ヨコの長さが90cm程度のケースに入れる
ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
2-6. 小田急電鉄(無料)
長さ70cm以内でタテ・ヨコの長さが90cm程度のケースに入れる
ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
2-7. 京王電鉄(無料)
長さ70cm以内でタテ・ヨコの長さ・高さの合計90cm程度のケースに入れる
ケースと動物を合わせた重さが30kg以内
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
ペットカートは全面的に使用不可です。
2-8. 京成電鉄(無料)
長さ70cm以内でタテ・ヨコの長さ・高さの合計90cm程度のケースに入れる
ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
2-9. 京急電鉄(無料)
長さ70cm以内でタテ・ヨコの長さが90cm程度のケースに入れる
ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
2-10. 東武鉄道(無料)
長さ70cm以内でタテ・ヨコの長さが90cm程度のケースに入れる
ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
2-11. 西武鉄道(無料)
長さ70cm以内でタテ・ヨコの長さが90cm程度のケースに入れる
ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
ペット用キャリーバックなどの持ち運びにフタができるものに入れること。
他のお客様に危害および迷惑をかけるおそれがないこと。
猛獣やヘビなどは持ち込めません。
※盲導犬・介護犬は電車に乗れます。
2-12. バス(無料)
路線バスは犬を「手荷物品」として乗せられるので、フタのできるキャリーバックなどに入れて乗りましょう。
高速バスはほとんどが不可です。
移動距離と時間など、犬自身の負担が考えられます。
2-13. 飛行機
犬は貨物室預かりです。
利用する航空会社によって、飛行機に乗れない犬種がありますので、注意が必要です。
(特に短頭首→例 ブルドック・フレンチブルドックなど)
貨物室預かりなので空調の問題もあります。
飛行機を利用するときは、事前の健康管理も大切です。
3.レストラン・カフェでのマナー
最近では犬同伴で食事ができるお店が増えてきました。
その反面、マナーが守られないために同伴を断られるお店もでています。
犬と一緒に楽しく食事ができるように、しっかりとマナーを守りましょう。
3-1.しつけ
飼い主さんにとっては、カフェは居心地のよい休憩場所であっても、犬にとっては他にも犬がいて落ち着けない場所です。
レストラン・カフェに行く前に、他の犬と交流をもたせ、社交性をもたせましょう。
「まて」「おすわり」などの最低限のしつけは、身に着けておいてください。
3-2店内でのマナー
レストラン・カフェでは大型犬・中型犬・小型犬とさまざまな犬種がいまあす。
予防接種はきちんと受けていること、無駄吠えはしない、楽しい空間を作ることが大切です。
レストラン・カフェに入る前に、必ず排泄を済ませましょう。
店内での排泄は飲食店なので、衛生面で厳禁です。
興奮するようだったり、落ち着かなかったら マナーベルト(オムツ)などをしておくとよいです。
ドックカフェで犬が自由にできるお店もありますが、同伴が許されているお店ではほかのお客様に迷惑がかからないように、足元で伏せさせるかキャリーバックに入れましょう。
犬の落ち着く空間を作ってあげるのは飼い主さんです。
床などを嫌がる犬もいますので、ペット用カフェマットを引いてあげましょう。
人間の食べているもの・飲んでいるものを与えてしまうのはマナー違反です。
食器棚類、犬用の飲み水・水入れ容器・おやつなどは持参して与えましょう。
長い間いると、犬は飽きてしまい落ち着きがなくなります。
無駄吠えをする原因にもなるので、飼い主さんは犬の様子に気を使い、合わせてあげることが重要です。
3-3.持ち物
□首輪・リード
□水・水入れ容器
□予防接種証明書
□ごはん・おやつ
□カフェマット
□キャリーバック等
□ドックグッツ(マナーポーチ・ティッシュ)
きちんとマナーを守り、楽しく犬とおでかけしましょう。
最初は犬もなれず、落ち着かなかったりします。
短い時間から試し、徐々に休み空間と慣らすことも大切です。
愛犬と楽しいおでかけをするために、しっかりとしつけて、おでかけを楽しんでください
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