犬猫用FCV リキッドって何にいいの?
おうちにいるワンちゃん・猫ちゃんが健康で楽しく過ごせる体調管理はどうすればいいの?と思う方がいると思います。
これは年齢を追うごとに考えることが多くなっていくことでしょう。
今回は、わが家でとても重宝している犬猫用栄養補助食品FCVリキッドを紹介させていただきます。
1.FCVリキッド
販売元 株式会社ミネルヴァコーポレーション
犬猫用サプリメント
1.鉄分・銅・ビタミンB群の補給
2.給与しやすいリキッドタイプ
3.スポイトが一体化したビンで使いやすい
内容 30ml
原産国 日本
鉄・銅・ビタミンを配合したリキッドタイプの栄養補助食品
使用方法
・直接、またはフードにかけて与える
・下記の量を1日2回
5kg未満 :0.5~1.0ml
5kg~10kg : 1.0~1.5ml
10kg~15kg :1.5~2.0ml
保存方法
直射日光を避け常温で保存
成分
鉄2.5mg・銅40㎍・ビタミンB1 480㎍・ビタミンB2 200㎍・ビタミンB3 2.1mg・ビタミンB5 360㎍・ビタミンB6 240㎍・ビタミンB12 0.5㎍
水・還元水飴・脂肪1.2%・糖質40.9%・灰分0.2%
エネルギー175kcal
ビタミンBは赤血球や免疫抗体などの生成に関わり、健康維持のためにも重要な栄養素です。
2.使ってみた感想
犬・猫の病気から 貧血などの症状がでて 使っている方もいるかもしれません。
私も母猫に育児拒否をされた生後2日の仔猫を保護したのですが、とても小さく神経障害もあり生後1ヶ月の時に衝突して脳が大きく揺れてしまい入院をしました。
集中治療室(ICU)に入り、助からないだろうと言われながらも頑張ってくれた仔猫。
電解質の点滴・インターフェロンの注射などはしていたものの、貧血にもなっていたので病院でFCVリキッドを与えてくれていました。
仔猫の生命力に助けられ、無事に退院しましたが神経障害はそのまま残っています。
退院してから徐々にお薬が減り、貧血が残っていたのでFCVリキッドだけ飲ましていました。
生後半年を過ぎ、貧血もあまり気にならなくなってきたのでFCVリキッドを与えないようになりました。
すると元気がなく、食事もとらない。
歩き方もヒョコヒョコしていて 数時間後には歩かなくなって丸まっている。
病院に行き、貧血的には大丈夫なのだけどビタミンB群が入っているので、FCVリキッドを飲ませてみましょうとまた飲むことになりました。
*ビタミンB群とは
生きるためのエネルギーをつくるために欠かせない栄養素
ビタミンB群の主な働きは、エネルギーの代謝の補酵素です。
補酵素は代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働きがあります。
結果的には、FCVリキッドを飲むと調子が悪そうな日でも、飲んで数時間後には元気に歩き、夕方近くになると食事をします。
これを繰り返し、現在は生後10カ月。
仔猫にしては小さいほうですが、元気に成長しています。
FCVリキッドは スポイト付きなので便利です。
わが家の仔猫は、生後1ヶ月からだったので細いシリンジで飲ませていたので、現在もシリンジを使っています。
色は黄色で、無臭で舐めてみましたがほんのり甘さを感じるくらいです。
おやつ感覚で飲む仔猫もいるくらいです。
価格:1,087円 |
3.まとめ
FCVリキッドは薬ではなく、健康維持のための補助食品ですが、貧血対策や病中・病後の栄養補給作用に期待できます。
給餌量を守って摂取すれば副作用はありません。
*生後3カ月・妊娠・授乳期の場合は獣医師と相談の上与えてください。
飲むと元気がでるわが家の仔猫をみると、生きるために欠かせないエネルギーを作る栄養素というのを実感します。
高齢の腎疾患で貧血気味になっている仔、白血病やエイズにかかっている仔などがいるおうちでも飲ませている方は多いようです。
与える量を守れば副作用もないので、試してみてはいかがでしょうか?
わが家では、とても有難いリキッドとなっています。