猫の正しいブラッシング方法でコミュニケーションタイムを作ろう
猫を飼っているととても毛が抜けるので、ブラッシングをしてあげていると思います。
猫は自分自身でもグルーミングをするので、毛玉を吐いたりすることがあります。
この毛玉吐きを少なくし、愛猫のために正しいブラッシングをして、コミュニケーションをしましょう。
1.猫のブラッシングが大切な理由
猫は自分自身でグルーミングをしますが、これは汚れを落としたり・自分をリラックスさせたり・猫同士はお互いに舐め合い信頼関係を確認しています。
母猫が愛情をかけてグルーミングをするように、私たち飼い主も愛情をかけてブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシングの大切な理由
・ブラッシングをすることで、抜け毛を取り除き、毛玉吐きの予防をする
・毛並みを整え、毛づやを良くする
・ブラッシングの刺激で血行を良くする
・ノミ・ダニを発見する
・皮膚に腫れものがないか、皮膚の異常をみる
・ブラッシングをしてもらうことで安心感をあたえる(ストレス解消)
2.ブラッシングのブラシ
ブラッシングは猫がリラックス(のんびりくつろいでいる)している時に行います。
遊んでいる時・外を眺めている(興奮している)・食事中・眠っている時などは避けましょう。
ブラシの種類
・スリッカー(抜け毛・もつれ毛を取り除く)
・ピンブラシ(先が丸くなっているので、皮膚を傷つけない)
・ラバーブラシ(浮いた毛を絡めとる)
・獣毛ブラシ(毛づやを良くする)
・コーム(ブラッシングのあとに毛並みを整える)
短毛種 ラバーブラシ + コーム
(マッサージや血行促進にラバーブラシを使い、顔周りにコームを使う)
長毛種 コーム + ピンブラシ + スリッカー
(毛が絡みやすいので目の粗いコームでもつれをほぐし、全体のもつれを目の粗いピンプラシでほぐしましょう。背中はスリ ッカーでとかします)
3.ブラッシングの手順
ブラッシングの基本手順
- 短毛種
喉元 → 首回り → 胸 → 顔周り → 背中 → お腹 → 足 → しっぽ
- 長毛種
頭 → 背中 → お腹 → しっぽ → お尻 → 喉元 → 胸 → 前脚 → 顔周り → 後ろ足
*脇・もも・しっぽの根元・耳の後ろに毛玉ができやすいので、毎日のブラッシングを心がけましょう。
猫のブラッシングは毛の流れに沿って行います
・背中側は 頭からしっぽにブラッシングをします
・側面は背中からお腹にブラッシングします
・お腹側は胸からしっぽにブラッシングします
・顔周りは顔の中心から外側にブラッシングします
4.まとめ
ブラッシングは愛猫とのコミュニケーションタイムです。
愛猫と飼い主とのスキンシップで、リラックスさせてあげましょう。
美しい毛を保たせながら、愛猫の健康管理にもなります。
ブラッシングをしながらすこしでもおかしい箇所をみつけたら、早期に獣医師に診てもらいましょう。
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