犬に鑑札と狂犬病注射票と迷子札と3つも必要?
犬を飼って登録すると鑑札を渡され、毎年1回狂犬病の予防注射が義務付けられます。
注射を済ませると、狂犬病注射票を渡されますが、鑑札・狂犬病注射票・迷子札と「こんなに必要?」「迷子札なんて鑑札を付けていれば必要はない?」と思う飼い主さんもいると思います。
では、鑑札・狂犬病注射票・迷子札の各必要性をみてみましょう。
1.鑑札(かんさつ)
1-1.鑑札とは
犬は生後91日以上飼うことになったら、30日以内に飼い主は市町村の担当窓口で犬の登録をしなくてはなりません。
飼い主や犬の必要な情報を記入し、犬の登録を行うと鑑札が交付されます。
この登録は法律で義務付けられていますので、すべての飼い主さんは犬の登録をしなくてはなりません。登録を怠ると罰金が科せられます。
鑑札とは犬の住民票のようなもので、鑑札はその犬に着けておかなければならないと法で義務付けられています。
1-2.鑑札のメリット
迷子札のかわりになり、鑑札に書かれている情報を調べることで、飼い主の名前や住所がわかります。
また災害のときなど、鑑札を付けていることによって離ればなれになることを回避できます。
監察は登録番号が情報なので、鑑札自体をみても個人情報が筒抜けにはなりません。
2.狂犬病注射票
2-1.狂犬病注射票とは
犬は年1回、狂犬病の予防注射を打つことが義務付けられています。
そのため畜産登録をしている犬は、狂犬病予防接種の案内のはがきが送られてきます。
狂犬病予防注射が必要な犬は、生後91日以上の犬と定められており、狂犬予防接種を受けると狂犬病注射票がもらえます。
鑑札とともにこの狂犬病注射票を犬の身に着けることが義務付けられています。
狂犬病予防注射を受けない場合は、法によって罰金が定められています。
狂犬病は発症してしまうと100%死亡、そして噛まれた人間も100%死亡すると言われます。
狂犬病を発症した犬は、飼い主と引き離され隔離し、法律に測って最期は殺処分されてしまいます。
いろいろな意見はあるものの、愛犬を守るため・人間を守るためにも狂犬病予防接種はきちんと受けましょう。
2-2.狂犬病注射票のメリット
狂犬病注射票は、鑑札とともに身に着けておく義務があります。
他の犬と接触するお散歩やドックランなどは、着けておくことで他の人から「この犬は狂犬病の注射をきちんと受けている」と安心感を与えます。
すべての犬が狂犬病予防接種を受けることにより、大切な愛犬を守る全てのことにつながっていきます
3.迷子札
3-1.迷子札とは
愛犬が迷子になったときの用心として、名前や飼い主への連絡先を記入して犬につけておく札のことです。
鑑札も飼い主に情報がわかる札ですが、鑑札は行政が保護をした際に連絡してくれる可能性の高い札です。
迷子札は行政以外(一般の人)が連絡をくれる可能性が高い札です。
*注意をすることは、迷子札は行政では飼い主を探す義務がないことです。
3-2.迷子札のメリット
愛犬が迷子になってしまったとき、見つけてくれた人が迷子札を見て飼い主に連絡が取れやすいので、愛犬が戻れる可能性が高くなります。
鑑札は情報を読み取るので、戻れるまでに時間がかかります。
行政と一般の人、両方から連絡をもらうためには鑑札と迷子札の両方を着けておくのが良いでしょう。
4.まとめ
愛犬と散歩中に、首輪が抜けてしまった・切れてしまったなど、車の音に驚く・雷に驚くなどさまざまことで、愛犬と離ればなれになってしまうことがあるかもしれません。
お家に居ても、何かの拍子に外に飛び出してしまうこともあります。
大切な愛犬がお家に戻れるように、日ごろから鑑札・狂犬病注射票・迷子札を身に着けていましょう。
私も散歩中に他の犬に吠えられて驚き、愛犬が走り出してしまいリードが手から抜けてしまったことがあります。
その時はたまたま追いかけてリードを踏むことができたため、大事には至らなかったのですが、それ以降リードを手に巻くようにしました。
いつ・どんなことが起こるかわかりません。
しっかり備えて、もしものときに愛犬がお家に帰れるようにしてあげましょう。