30代を超えたら気になる歯周病は自分で治せるの?
15歳以上から76.8%の人がかかっているといわれる歯周病
最近少し気になると思う人も多いと思います。
自分の歯を少しでも長くもたせて自分の歯を持たせることはできるのでしょうか?
目次
1.歯周病になっているかをチェックする
□歯が浮いた感じがある
□口臭がする
□血が出る
□口の中がネバネバする
□物が嚙めない
以上のことで、ひとつでも当てはまれば歯周病かもしれません
2.静かなる病気
歯周病は「痛み」などの自覚症状が出にくく「お口の中の静かな病気」とまで言われています。
歯周病は歯周プラーク(歯石)の中で歯周病菌がハグキに炎症を起こし、組織を破壊していきます。
「歯茎が腫れる」「歯磨きをすると血が出る」といった歯肉炎。
歯肉炎が進行すると「ものを嚙むと痛い」「歯茎がさがる」といった症状が現れ始めると歯周炎。
歯周病は症状を自覚しにくいこともあり、その症状から歯を失う原因です。
実は歯周病は歯を失う原因の1番なのです。
3.歯周病の予防と対策
3-1.歯科医師に診てもらう
まずは どの程度の歯周病なのかを診てもらいましょう
歯石を取り除いてもらい、治療やアドバイスをしてもらいましょう。
定期的に歯石を取り除いてもらうことも大切です。
3-2.歯みがき剤を選ぶ
予防には毎日のブラッシングを助ける歯みがき剤を選びます。
歯肉炎・歯周病予防の薬用成分を配合しているものがあります。
細菌の増殖を抑え、歯茎の炎症を鎮めたり、歯質を強化するフッ素などが配合された歯みがき剤を使うと効果的に歯周病の進行を予防できます。
3-3.正しい歯みがきをする
歯ブラシが歯と歯茎の間に届くように歯みがきをします。
細かく動かして歯垢を落とします。
すみずみまで毛先を当ててブラッシングしましよう。
3-4.歯ブラシの選び方
すみずみまで毛先が当たるようにヘッドは小さめのものを選ぶとよいでしょう。
毛先が開いてきたら、歯垢を落とす能力も劣るので交換の時期です。
1カ月に1度は交換するとよいでしょう。
3-5.生活習慣を見直す
栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
抗酸化作用のあるビタミンC・血行をよくするビタミンEを含む食品を積極的にとりましょう。
タバコはビタミンCを破壊するといわれているので禁煙するのが望ましいです。
十分な睡眠・疲れやストレスをためない生活を心がけましょう。
最近では重度の歯周病でも治療をしてくれる歯科医院もあります。
歯周病は歯石が原因です。
定期的に歯科医院に行き歯垢除去をしていただき、正しい歯みがきをして歯垢のない清潔な状態を保つように頑張りましょう。