犬を飼う前に知っておきたいこと

はじめて犬を飼うときに、　迎えるための準備が必要です。

迎えるための準備には、意外に知らないことも多いことがあります。

犬と楽しく過ごすために、メリット・デメリットを考えながら楽しく過ごせるようにしましょう。

1.心構え

犬を飼うことによって、今までとは生活に変化がでます。

1-1.飼いはじめはよく泣く

犬を迎えてから　短い子で数日、長い子で数週間は日ごろからクンクン泣き、夜泣きをします。

夜泣きで睡眠不足になることは覚悟しましょう。

1-2.自由に旅行ができない

最近ではペット同伴で泊まれるホテルも、数多くなってきています。

ペット同伴のホテルは限られた場所で、行きたい場所に必ず行けるとは限りません。

ペットホテルを利用できますが、料金もかかり、犬によっては大変なストレスになることもあります。

1-3.毎日のお散歩

ワクチンを2～3回打った後は、毎日お散歩に行く必要があります。

犬種によっては、ほとんどお散歩の必要がない犬もいますが、逆に毎日長い時間のお散歩を必要とする犬種もいます。

毎日お散歩に行けるか、飼う前によく考える必要があります。

1-4.お金がかかる

犬を飼うには費用がかかります。

仔犬を買う費用のほかに、初期費用として

★畜犬登録料

★混合ワクチン

★狂犬病予防

★マイクロチップ

★犬の用品

★生後半年～10か月くらいの間に去勢・避妊手術代

地域や犬種によって差があるので、事前に調べるか、余裕をもって初期費用をみておくと良いでしょう。

そのほかに

★毎日のごはん代

★ペットフードシーツ代

★毎年の狂犬病予防代・ワクチン・フィラリア・ノミ・ダニ予防

病気になれば病院代もかかります。

1-5.最後まで責任を持つ

1度飼い始めたら途中で投げ出すことはできません。

『思っていた通りではないから』、『もう飽きたから』と投げ出すことはできません。

10年～20年の長い間、責任を持ち続けるひつようがあります。

2.健康診断

犬を飼い始めたら、動物病院に行きましょう。

初めての動物病院で健康診断をしてもらい、獣医師と相談をしてごはんの量やしつけ方など相談するとよいでしょう。

今後のワクチン・狂犬病予防・去勢・避妊手術などの日程を聞いておくことも大切です。

お散歩を始める時期などを確認しておくのも良いでしょう。

3.ごはん

3-1.ドックフードを選ぶのはとても大切

　有害な添加物や着色料・保存料が入っていないものを選びましょう。

3-2.体重を測って量を決める

　仔犬のころは日々体重が増えていきます。

　体重を測り、ドックフードのパッケージに書いてある1日当たりの量を守りましょう。

3-3.ごはんの与え方

　仔犬のころは消化能力があまりないため、1日のごはんの量を3～4回に分けてあげます。

　生後3ヶ月くらいまではドックフードを、ふやかして与えるのが良いでしょう。

3-4.犬を飼いだすと、おやつをあたえたくなる

　おやつも　「成犬用」「仔犬用」とありますので「生後○○ヶ月～」などの対象年齢を確認しましょう。

　おやつもパッケージに書かれている量を守り、あげすぎには注意しましょう。

3-5.食べてはいけないもの

　犬には食べてはいけないものがあります。

　命にかかわるものもありますので十分に注意しましょう。

★たまねぎ

★にんにく

★チョコレート

★キシリトール

★アボカド

★ぶどう・レーズン

★コーヒー（カフェインが含まれるもの）

★緑茶

★牛乳（おなかを壊すことがあります）

犬には犬用のミルクが売っています

このようなことは飼う前に、知っておくと犬を家族として迎えやすいでしょう。