犬の散歩は大切なのはわかっているけど、夏は暑い・アスファルトは熱いので 散歩をさせる時間が難しいなんて思ったことのある人も多いと思います。
夏でも暑い中、犬の散歩は必要なのでしょうか?
1.散歩の必要性
1-1.犬の散歩は必要?
犬は本来1日の半分を匂いを嗅いだり・獲物を追いかけたりして、動き回っている動物です。
走ったり・歩いたりすることで筋肉を使い、新陳代謝も良くします。
では、どれくらいの距離・時間を散歩させればいいのか?
それは犬の個体によって異なります。
若い犬では運動量が多いが、シニアになれば若い時のようにはいきません。
同じ時間の散歩でも、シニアになれば歩く時間が減り、匂いを嗅ぐ時間が増え、犬の友達会う、公園で日光浴などと散歩の内容にも目を向けてください。
1-2.気分転換
散歩は気分転換の役割が非常に大きいといわれます。
1日中室内にいると、外部からの刺激も変化も受けません。
外に出ることで、新しい刺激はあらゆるところに転がっています。
犬も外に出て、新しい刺激をかんじたいのです(脳の活性化)
リフレッシュをしに外に出かけましょう。
2.夏の散歩
2-1.犬はとても暑さを感じる
犬は人間より体温が高く、常に38℃あります。
犬は人間のように汗をかいて体温調節はできないので、人間に比べて熱を逃しにくいのです。
犬は「パンティング」という舌を出して、ハァハァと息をすることでしか体温をさげる方法がありません。
*ハンティングはとても体力を消耗する行動なので、長時間続けることは犬にとって大きな負担でもあります。
2-2.夏のアスファルト
夏のアスファルトの温度はとても熱く、約60℃くらいになります。
犬は肉球がむき出しなので、人間でいえば素足の状態で熱いアスファルトの上を歩くのと同じです。やけどをすることになります。
さらに犬は地面と体の距離が近いので、アスファルトの熱を体に浴びることになってしまうので体感温度が人間より高くなります。
2-3.散歩の時間帯
夏の散歩はリスクを避けるため、散歩の時間帯は早朝か夜に行いましょう。
早朝は早起きが大変ですが、飼い主は早起きすることで1日の時間を有効に使えると思うようにしましょう。
2-4.熱中症
犬も人間と同じく熱中症になります。
散歩の間に定期的に水分補給をさせてください。
なかには外では水を飲まない犬もいますので、そのような場合は犬用のスポーツドリンクを試してください。
少し味がついていると、おやつ感覚で飲んでくれる場合があるので、犬に合うドリンクをみつけてください。
*ハァハァと「パンティング」をしている場合は熱さがきつい状態なのかもしれないので、無理をせず早めに散歩をきりあげましょう。
3.まとめ
夏でも散歩は必要です。
でも、夏の散歩は本当に大変ですよね。
なるべく外に出してリフレッシュをさせてあげたいけど、外は熱い・アスファルトはなかなか冷めない・最近は早朝でも暑いなど、困ることがいっぱいです。
できるだけアスファルトを避け、夏の間だけでも土や芝生の上を歩けるような公園をお散歩コースにするとよいかもしれません。
また、お散歩を短めにして、家でおもちゃ遊びで発散させてあげるのもよいかもしれません。
犬の様子をみながら、夏でも楽しくお散歩ができるようにしたいですね。
1 response